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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 新入社員に「配属ガチャ」でハズレだと思われても――。先入観や固定観念から抜け出す体験で思考を変える!

2023.06.21
HR(Human Resources)
人材・組織力強化
従業員満足(ES)向上

SNSから発生した「配属ガチャ」という言葉が話題になっています。運まかせで引き当てるガチャガチャのように、配属決定にアタリ・ハズレがあると考える新入社員もいるようです。

配属された勤務地・職種は、自分の希望通りに行くとは限りません。「この環境はハズレだ」と考えた場合にも、視点を変えて面白がることができるポジティブな発想への転換ができれば、環境を肯定し受け入れることができるようになり、業務のパフォーマンス向上が期待できるかもしれません。そこで今回は、先入観や固定観念から抜け出す体験となるソリューションや、配属された職場に新たな価値を感じることにつながるEVP経営をご紹介します。

配属ギャップを解決するのは、ポジティブ変換

若手社員が3年以内に退職する理由の37.9%は、自身の希望と業務内容が合っていないことによる配属ギャップです。待遇や福利厚生に対する不満が33.0%。キャリア形成が望めないと感じてしまうことが31.5%と続いています。(アデコ調べ)

この結果から、若手社員は就職するにあたり、自身の希望する職種でキャリアを積むことを重視していることが伺えます。しかし、多くの日本の企業では業務内容や勤務地などを限定せずに雇用契約を結び、配属先で割り当てられた業務に従事する「メンバーシップ雇用」を採用しています。職務を明確に定める「ジョブ型採用」や「長期インターンシップ」の導入など、採用方法も変わりつつありますが、短期間に集中する一括採用方式では、一人ひとりの能力を見極めるのは難しいのも事実です。また企業によっては、育成期間には意図的に様々な職種を体験させるという人材育成戦略を持つ企業もあります。

そのような状況で、企業が配属ギャップによる退職率を減らすためには、若手社員の思考を変える必要があります。どのような業務に就いた場合にも、新入社員自身がそれを新しい経験と捉えて前向きに働くことができるように思考を転換させます。企業は、そのための体験環境を提供することが大切です。

体験たったの2日間で思考が変わる「7つの習慣」

まずは、配属ギャップに悩む若手社員の不安や悩みをポジティブに転換する力がつくプログラムをご紹介します。「自立」と「チームワーク」の本質に気づくことを目的とした「7つの習慣®Outdoor」は、世界の多くのビジネスパーソンに読まれているベストセラー「7つの習慣®」を体感しながら学ぶことができる1泊2日のプログラムです。このプログラムには、参加者が日常業務に戻ってからも主体的に自立とチームワークに取り組むようになる仕掛けが満載です。

具体的には思考と実践を繰り返す:;lkjh、学びのプロセスを設計しています。「アウトドア体験 → セルフワーク → グループワーク」のサイクルを何度も往復することで、ビジネスの現場でも活用できる「学び」に昇華します。また加えて、参加者の「気づき」と強い「感動」を生み出す仕掛けが設計されています。これらの設計により、プログラムでの気づきが一時的なもので終わらず、日常に定着し、持続的な行動変容となるのです。

参加者はプログラム中に、個人またはチームとして、失敗・挫折・成功を体験します。この貴重な体験は、配属ギャップに悩む若手社員の思考の転換に、大きな効果をもたらすことでしょう。

体験アウトドアで五感を刺激する「CAMPING OFFICE」

アウトドアブランド「スノーピーク」の組織活性化のための各種研修・コンサルティング事業を手掛ける「スノーピークビジネスソリューションズ」との協業で実現した、「CAMPING OFFICE」は、プロジェクトの目的、意思決定の背景などを丁寧に言語化する「ビジョンシェアリング」に最適です。美しい海や山、青空、風を感じながらテントの中で会議を行うという、オフィスでは味わえない体験をすることで、社員同士に自然な会話が生まれ、意外な気づきや視点を得ることにつながっていきます。

テント設営や焚き火の準備などの作業を共にすることは、まさにチームビルディングそのものです。焚き火を囲んでの会話には上下関係はなく、参加した若手社員も悩みを素直に話すことができるので、仲間同士の信頼関係を構築することにつながります。

五感が刺激される非日常体験「CAMPING OFFICE」は、これまでの先入観や固定観念から抜け出す機会となり、若手社員の思考の転換にぴったりです。

環境EVP経営も配属ギャップを解決する重要なカギ

コロナ禍により、人々の価値観はより一層、多様化しました。少子高齢化や人口減少による人材不足も深刻で、「企業が従業員を選ぶ時代」から「従業員が企業を選ぶ時代」へと変化しています。こうした社会変化の中で注目を集めているのが人的資本に基づく「EVP」という考え方です。

EVP(Employee Value Proposition)とは、企業が従業員に対して提供する価値であり、従業員が共感できるその企業で働く価値のこと。EVPを充実させることで、配属ギャップに悩む若手社員の転職も防ぐことも可能です。さらには優秀な人材に「ここで働きたい」と思ってもらうのにも有用ですので、EVPをいかにバランスよく、的確に提供して他社と差別化できるかが、多くの企業の課題となっています。


まとめ

「配属ガチャ」にハズレた!と思う新入社員が少なくなるように、人材を送り出す大学と受け手である企業が連携を取り、採用ミスマッチを軽減する改革も進んではいますが、まだまだ追いついていないのが現状です。企業としては、新入社員自身が前向きに働くことができるようにするための体験環境を提供し、社員のエンゲージメントを高めていくことが、コストをかけて採用した大切な新入社員の早期退職を防ぐことにつながります。貴社でも、採用ミスマッチを減らすため、新入社員に思考を変える体験環境を提供してみてはいかがでしょうか?

この記事が貴社の採用や人材教育、研修、社内交流等における課題の解決に役立つと幸いです。


ホワイトペーパー(お役立ち資料)「7つの習慣®Outdoor」導入企業インタビュー (フォルシア株式会社 様)

本資料では、『7つの習慣®Outdoor』を実際に導入された企業の方の生の声をお届けします。「なぜ、この研修を始めたのか?」「どのような効果が社内に表れたのか?」「研修の効果を継続されるためのポイントは何なのか?」フォルシア株式会社様にお話を伺いました。ぜひご参照ください。

本記事に関するお問い合わせ、ご相談、ご不明点などお気軽にお問い合わせください。

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