世界トップ女子スケートボーダーが東京に集結
「スケートエクスチェンジ(The Skate Exchange)powered by JTB」開催レポート

ストリート・カルチャーのイメージも強いスケートボード。
東京2020オリンピック競技大会では、トリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技)を行い、その技の難易度や高さ、スピードなどを評価する採点競技として、初めて正式採用されることになりました。街の中を滑るようなコースで技を競う「ストリート」と、複雑な形のコースで技を競う「パーク」の2種目が、それぞれ男女別で行われます。
その東京2020大会でメダル獲得が期待されている、西村 碧莉(にしむら・あおり)選手をはじめとした、世界トップ女子スケートボーダーが集結するイベント「スケートエクスチェンジ(The Skate Exchange)powered by JTB」が、12月1日(土)にムラサキパーク東京(東京都足立区)で開催されました。

女子スケートボードの世界的ビッグネームが東京に集結

アメリカのLacey Baker(レイシー・ベイカー)選手や、Mariah Duran(マライア・デュラン)選手、そして日本女子スケートボードを牽引する西村選手など、ストリートリーグや、本場の米国で開催される最高峰の賞金大会「X Games」などで活躍する世界トップ女子スケートボーダーが東京に集結。オリンピック候補でもある彼女たちを一目見ようと、多くのオーディエンスが集まりました。

今回のイベントは単なるコンテストではなく、スケートボードを通した文化交流・フレンドシップの発信を目的に開催されたため、プロスケーターによるスケートボードセッションだけでなく、スケートクリニックやサイン会、全員での集合写真撮影など、来場者が選手たちと交流できるコンテンツも多く実施されました。

女子スケートボードの世界的ビッグネームが東京に集結

スケートクリニックでの交流と、メインイベント「Best Trick Contest」

一般オープン前である午前中はNPO団体「Hands on Tokyo」と提携し招待された児童養護施設の子どもたちと、東京のインターナショナルスクールに通う子どもたちの2グループ向けに、プライベートイベントとしてスケートクリニックが実施されました。プロスケーターが参加者との交流を図り、スケートボードの浸透はもちろん、アートやファッション、カルチャーとしてのスポーツであることが再認識できる場となりました。

MCの小気味の良いトークや、DJによるバックミュージックが流れる中、イベントのメインとなる競技会「Pro Best Trick Contest」はスタート。
コース中に設けられたカーブボックス(縁石を模した台)、ハンドレール(手すり)などの障害物を利用して技を繰り出しながら、もの凄いスピードで駆け巡るスケーターたちを観るファンの目はキラキラし、トリックを決めるごとに大きな歓声が会場を埋め尽くしました。
途中、トリック失敗による滑り落ちや転倒など、瞬間的に顔を背けたくなるシーンもある中、すぐに起き上がり、技が決まるまで何度も挑み続ける姿に、観客だけでなく出場しているスケーターたちからも互いに応援の声が飛んでいました。
今回のコンテストは、いかにトリックで会場を魅了し、湧かせたかを基準に採点され、最後に大技を決めた藤澤 虹々可(ふじさわ・ななか)選手と西村選手の、日本人スケーターが1位、2位を独占しました。

スケートクリニックでの交流と、メインイベント「Best Trick Contest」1

会場も大いに盛り上がり、大成功となった「スケートエクスチェンジ(The Skate Exchange)powered by JTB」。その仕掛け人に話を聞きました。

株式会社JTB スポーツビジネス推進室 スポーツビジネス推進担当マネージャー
藤田 一成

―今回の協賛に至った経緯を教えてください。

当イベントはタイトルに「exchange(交流・やりとり)」とある通り、スケートボードを通じて、「世界のスケートボーダー×日本ファン」、「JTB×JTBと触れ合いの少ない世代・客層」、といったような、今まで交わりがなかったヒト・モノ・ココロの交わりが期待できるイベントだと思い、協賛することになりました。

―今回のイベントは特に「女子」にフォーカスしたイベントになっていますが、その辺りも狙いだったのでしょうか?

性別を意識したことは特にありませんが、調べてみると、今までに女子選手出演のこういったスケートボードイベントは国内では行われていませんでした。世界のトップ選手たちに日本の素晴らしさを体験してほしかったことと、日本のファンの皆さんにトリックだけでないトップ選手の魅力を直に感じていただきたかった、という思いがありました。

―大いに盛り上がりましたが、当日の会場の様子はいかがでしたか?また、イベントの趣旨である文化交流を実感していただくことはできたと思いますか?

参加しているお子さんをはじめ、そのご家族、また選手本人たちにも笑顔がこぼれ、イベントを楽しんでいただけている様子で、とてもうれしく思いました。
選手、特にトップスケーターがトリックを決めると、選手・観客一体となって歓声が上がり、会場全体がひとつになっているように思いました。また、選手と観客の距離も近く、参加しているお子さんたちも積極的に選手たちと交流を深めているようでした。そういった様子を生で見ていると、やはりスポーツには年齢・性別・国籍を超えた感動を生む力があると改めて感じました。

スケートクリニックでの交流と、メインイベント「Best Trick Contest」2

―このイベントを通して、参加者に求める変化はありますか?

競技の魅力はもちろん、トップ選手たちのホスピタリティを間近に感じていただけたと思います!スポーツが持つ力の素晴らしさを、参加者の皆さんはもちろん、この記事を見ている方にも、少しでも多く感じていただければと思います。

―最後に今後、スポーツを通して、JTBとしてどのようなことを伝えていきたいかを教えてください。

今回1位、2位に入賞した藤澤選手、西村選手をはじめとして、全ての日本人選手には東京2020大会でのメダル獲得を期待したいですし、応援していきたいと思っています。
今後、2019年のラグビーワールドカップから2021年のワールドマスターズゲームズまで、日本ではメガスポーツイベントが立て続けに開催され、日本全体がスポーツで盛り上がると思います。そのムーブメントが一過性のもので終わるのではなく、それ以降もスポーツを楽しむ文化が広く根付くように、スポーツの魅力を伝え続けていきたいですね。

スケートクリニックでの交流と、メインイベント「Best Trick Contest」3

※役職名は記事掲載2019年1月当時

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