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第7回「ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝大会!
"食"を通じて地域と繋がる高校生たちを応援!

全国の高校生たちが、地元の食材を使ってオリジナルレシピを考案する料理コンテスト「ご当地!絶品うまいもん甲子園」。JTBグループが協賛を続けている本イベントの第7回大会決勝大会が、2018年11月2日(金)に東京で開催されました。地元の食材を使ったオリジナルメニューを世に広めるため、創意工夫を重ねた高校生たちの熱戦が繰り広げられました。

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」とは?

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」とは、"ギャル社長"として19歳でマーケティング会社を起業し話題になった藤田志穂さんが発起人となり、農林水産省と共同主催の元、文部科学省が後援する料理コンテストです。3人1組でチームを組んだ高校生たちが、地元の食材を使ったオリジナルレシピを考案して、日本一を競います。

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」とは?

この大会の目的は、日本の未来を担う若者たちに、食を通じて農林漁業という第一次産業の大切さを感じてもらうこと。そして、企業・行政・メディアが協力・連動して夢に向かう高校生を応援することで、地域も盛り上がり、ひいては日本を元気にすることを目標にしています。

第7回となる今回の応募高校数は100校、参加は352チームに上りました。その中から書類審査、エリア選抜大会を経て残ったのは8チーム。決勝大会では、考案したメニューのプレゼン得点と審査員による実食得点の2つの要素で競いました。

"食"を通じて社会課題を考え、地元と繋がる

決勝大会が行われたのは、東京都台東区・浅草にある『まるごとにっぽん』。参加チームの関係者以外にも、たくさんのメディア関係者や報道陣が集まりました。メインMCはお笑い芸人のトータルテンボスさん、サブMCは発起人の藤田志穂さんが担当。また、審査員には、話題のグルメ漫画「食戟のソーマ」の原作者である附田祐斗氏、「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ三國清三氏などの著名人も迎えました。

コンテストは、出場する高校生たちが併設されているキッチンで調理をし、その後行われる5分間のプレゼンテーション中に、審査員が実食と採点をするという流れで実施。
プレゼンテーションでは使用した食材に関する背景や豆知識、メニュー名に込めた想いなど、各チーム工夫を凝らした方法で発表していました。

「日本の和食が無形文化財に指定された反面、若者の和食離れに不安を感じた」、「味に問題がなくても、少しでも傷がついていたり、大きさが異なっていたりすると、売れ残りや廃棄になってしまう」、「地元では外国人観光客が増加する一方で、第一次産業従事者が減少している」といったような、メニュー開発の背景についても説明。生徒たちの"食"を通じた、社会課題に対する姿勢が見られました。
また、地元農家から提供いただいた食材やアドバイスなども紹介され、地元の協力や繋がりが感じられる場面も。

全チームのプレゼンテーションと実食が終わると、審査員による選考会を挟んで、閉会式が行われました。この閉会式では、特別賞の授賞式も併せて行われ、各協賛企業から副賞が贈られました。

ライバルとのコミュニケーション

決勝大会の後には出場した高校生同士の交流を図る「JTBうまいもんサミット」を開催。
くじ引きでランダムに決まったテーブルに着席し、最初は緊張していた生徒たちも、ミニゲームを通じて会話をするうちにすぐに打ち解けていきました。台湾大会を制し特別枠として参加していた台湾の生徒たちとも、通訳を介したりスマートフォンを駆使したりしながら交流をする姿が見られました。

また、生徒たちだけでなく、引率の先生同士もお互いの発表に対する感想や、指導についての意見交換を行い、交流を楽しんでいました。

実売を通して、消費者とも交流

実売を通して、消費者とも交流1

決勝大会の翌日の11月3日(土)、東京丸の内で行われた「JAPAN HARVEST 2018 丸の内農園」内で、優勝・準優勝校の発表および表彰式が行われました。
「JAPAN HARVEST 2018 丸の内農園」とは、「消費者と生産者の絆を深める」、「日本と世界の絆を深める」を目的に農林水産省が主催するイベント。食に対する意識の高い方はもちろん、東京・丸の内という立地もあり、国内外の観光客も気軽に立ち寄ることができるため、さまざまな人がブースの前を行き交いました。

実売を通して、消費者とも交流2

そのイベント内で、次世代の第一次産業を支える高校生や大学生が推進する「食」や「農業」を紹介するNext Marcheゾーンにブースを構え、各校が決勝大会で発表したメニュー50食分と地元の隠れた名産を販売。生徒たちは道を歩く人たちに大きな声で売り込みをし、早々に完売したチームが他のチームに協力している姿が印象的でした。前日の「JTBうまいもんサミット」で交流を楽しみ仲良くなっていたこともあり、「自分たちの料理を早く完売させたい!」という気持ちから、「全員で、今回の料理を完売したい!」という気持ちに変わっていた様子。敵味方関係なく、JAPAN HARVESTでのお弁当販売会を成功させたいという気持ちが表れたイベントとなりました。

優勝、準優勝校の発表および表彰式の後、決勝を戦い抜いた高校生たちに惜しみない拍手が送られ、第7回「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は幕を閉じました。

実売を通して、消費者とも交流3

決勝大会、交流会、「JAPAN HARVEST 2018 丸の内農園」......各イベントともに大きな盛り上がりを見せたうまいもん甲子園。そのイベントを支えた陰の立役者にイベントの裏側について話を聞きました。

株式会社JTB 法人事業本部 事業推進部 旅行事業推進担当MGR
酒井 雅人

―本大会への協賛はJTBの中で、教育事業と位置づけられていますが、なぜ、教育事業という立場から協賛を決めたのでしょうか?

うまいもん甲子園は単なる料理コンテストではなく、「日本の未来を担う若者たちに、食を通じて農林漁業という第一次産業の大切さを感じてもらうこと」を目的としています。
参加した高校生が決勝大会・優勝を目指すという夢を追いかける一方で、地域の食材を用いることで地域の産業も盛り上がる......そのような構想に共感し、協賛を決めました。
オリジナルメニューの考案はもちろん、プレゼンや、他校の生徒や大人との交流を通して、高校生の成長に寄与できる点も素晴らしいと思います。

―今年で7回目を迎えますが、なにか良い変化は起きていますか?

回を重ねるごとに、年々応募総数も増加していますし、考案されるオリジナルメニューのレベルが格段に上がってきています。
応募総数が増えているので、書類選考だけでもかなりの時間がかかってしまいます。嬉しい悲鳴ですね。

―当日の様子はいかがでしたか?例年と比べてどんな様子だったか教えてください。

会場には私たちJTBを始め、イベントの開催に携わっていただいた多くの方たちがいらっしゃいました。これだけ多くの大人たちに囲まれることはなかなかないのでしょうか、高校生のみなさんはかなり緊張されているようでした(笑)。もちろん、決勝に臨む緊張感もあったとは思いますが。
また、優勝にかける本気度もいつになく高かったように思います。みなさん、本気で優勝(と副賞のハワイ)を狙っているようで、優勝発表前に準優勝を発表するのですが、呼ばれたチームの女子生徒さんが泣き出してしまったときは困りましたね(笑)。

―印象に残っている参加チームなどありますか?また、採点の際はどういった点を考慮していますか?

先程述べたように、みなさん本気で優勝を狙ってきていましたので、どのチームも印象深いです。
採点は、提供いただくメニューの盛り付け等の見栄えや味はもちろんですが、ご当地食材の調理アイディア、応募のきっかけ、原価表からの販売価格の設定など、バランス良く採点するようにしていました。

―入社以来25年間、教育事業担当とのことですが、うまいもん甲子園と連動して、今後力を入れていきたい事業などはありますか?また、うまいもん甲子園以外では、食や教育について、どんなアプローチを考えていますか?

やはり、参加していただく中高生のみなさんが成長できるような交流を図れるイベントを考えていきたいですね。
そうしたイベントに加えて、各学校などの教育目標を踏まえ、教育効果の高いソリューションや実践の場を提供していきたいと思います。そのうえで、学校にとって良いパートナーとなっていきたいですね。

実売を通して、消費者とも交流4

【ハワイ編】:優勝校の生徒3名が「ホノルルフェスティバル」でプレゼン&優勝メニューの販売を行いました!

決勝大会で優勝校へのJTBからの副賞は、このホノルルフェスティバルへのご招待。
優勝した福知山淑徳高校の生徒様3名は、うまいもん甲子園事務局のスタッフの方々と共に8日にホノルルに入り、9日の本番に臨みました。
コンベンションセンター内に設けられたステージでの優勝者インタビューに続き、メインイベントは、ホノルル最大のショッピングセンター、アラモアナショッピングセンター内にある、45もの屋台が軒を連ねる日本食テーマパーク「シロキヤ ジャパンビレッジウォーク」での優勝メニューの販売です。

【販売を前に、お客様に英語でメニュー紹介のチャレンジ!】

販売に先立ち、「シロキヤ」内のステージで、彼らは、自らのメニューに込めた思いを、お客様に向けて英語でスピーチしました。たどたどしいながらも一生懸命語る姿は、「シロキヤ」に居合わせたお客様のみならず、そこで様々な料理を提供するシェフたちの注目の的となり、スピーチを終えた後、会場は温かな拍手に包まれました。

左から、吉田大樹さん(2年)、木下葉月さん(2年)、谷口秀一さん(1年)

左から、吉田大樹さん(2年)、木下葉月さん(2年)、谷口秀一さん(1年)

【ラジオでの紹介放送を聞いてわざわざ買いに来ていただいた福知山ご出身の方も!】

さあ、いよいよ優勝メニュー、京都の茶葉を練りこんだライスバンズに柴漬けを用いた郷土愛溢れる「肉茶が(にくちゃが)バーガー」の販売です。実際に販売する商品を調理いただくのは「シロキヤ ジャパンビレッジウォーク」のシェフの方々。生徒たちは、自らが考えた味わいにできる限り近づくように、前日から微妙な味付けや調理のコツ、食感などの確認や下ごしらえをしたとのこと。この日、販売を前に、ガラス張りの調理コーナーでは、次々と販売用のハンバーガーが出来ていきます。3人は、ワクワクした顔つきで、できていく様を見つめていました。

出来上がっていくバーガーを厨房に入って確認!

出来上がっていくバーガーを厨房に入って確認!

売り出しは好調!屋台村のスタッフさんが自ら10個も買っていかれる姿もありました。
感動的だったのは、お客様としてお越しになった福知山出身の田中様。前日に、ホノルルフェスティバルを紹介したラジオを聞いて、「故郷の高校生が作ったというので、ぜひ買わなければ、と思いました!」とのこと。
「えーっ!嬉しい!」と、生徒たちの歓声が響き渡りました。

最初は恥ずかしそうに売っていたものの、英語で聞かれた質問に一生懸命身振り手振り。
残り10個くらいになると、大声で「肉茶がバーガー販売していまーす!」

Shirokiyaの各屋台の料理人さんたちが購入!

Shirokiyaの各屋台の料理人さんたちが購入!

50個用意した商品は約1時間半で売り切れました。後に残ったのは、彼らの充実感と満面の笑みでした。

肉茶がバーガー

肉茶がバーガー

【Shirokiya Japan Village Walk 副社長 桑田 肇氏―私も料理人。未来に世界にはばたこうとする若者を応援したい】

Shirokiya 桑田様

この舞台をご用意いただいた「シロキヤ ジャパンビレッジウォーク」の責任者である桑田様に、その理由をお尋ねしました。
「彼らは、多分、ハワイに来たこの数日でものすごい成長をしたはずです。現場で活躍するシェフ達に自分たちが作り出した味の意味を伝え、お客様を前にメニューの価値を英語で一生懸命伝える。そしてそれらを売る行為を通して買っていただくことのありがたさを知る。実は私のもう一つの肩書は弊社の経営するレストランの料理人でもあります。だからこそ、私が彼らの頃には出来なかった体験、そういう貴重な経験を通して、彼らが未来に希望を持ち、世界で日本の食の素晴らしさを伝えたいと思ってほしい。
そして自分達の夢を叶えていってもらいたい。そういった応援を通して、このシロキヤ屋台村の魅力も高まっていけば、これほど嬉しいことはないです」

【うまいもん甲子園が成長させる生徒の未来】

ホノルルフェスティバルへの参加を果たした3人の生徒たちに感想を聞きました。
「最初は、地元の食材を色々な人に知ってもらいたい、という思いからこのコンテストに応募しました。でも優勝できて、ホノルルまで来て、こんなにも多くの人が関わってくれていると初めて実感することができました。日本の皆さんだけではなく、ハワイの方にも、私たちが考えたメニューを知ってもらい、楽しんでもらえたと知って、本当に嬉しく思います」
高校生ならではの発想を活かして、地元の食材を使った新しい商品をチームになって考える。その過程では、地元を知り地元の魅力を引き出すための様々な工夫を重ねることから始まり、チームワーク、人にわかってもらうためのプレゼン力、協力して時間内に作り上げるマネジメント力、世界に通用する商品を届けたいと思う日本を愛する気持ち、そして未来、世界にはばたく扉を開く、輝かしい希望を抱くきっかけにつながったに違いありません。

今年もまた 熱い戦いがスタートします。
JTBは高校生の夢や成長を応援します。

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